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■洗い出し工法の種石伏せ込み作業に特化した左官鏝。 本焼3.5ミリ肉厚材料から作り出す「人造鏝」は
叩きや均し作業に適した重量を持ち合わせている。 他の作業に使えないこともないが、重量があるので
やはり「洗い出し」用と考えるのが一般的。 人造鏝=人造壁用と言う意味。 本焼・肉厚鏝をその用途から
「人造鏝」呼ばれている。 ★肉厚材料から製作されるため、鏝肌には美しい紋様が浮び上がるのも特徴。
また、人造鏝は作者によって個々の個性が発揮される。 肉厚を重視する場合もあるが、ただ厚いだけでは
重量だけが特出し、取り廻しに不便がでる。 当社の人造鏝は、その取り廻しにも意識し製作されている。
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■炭素量(C)を多く含み、硬さを増した鏝。
焼入れ、焼き戻しを施し、硬さに加え歪みに対する
強度も確保している。
モルタル、石膏、漆喰、土壁等多方面に対応する。
ただし、その硬さから半焼・油焼と比べ、滑りを感じる
こともある。
一般的には店頭での展示も少なく、全体の販売量から
見ても実は決して多い方ではない。
ただし本職なら一度は使って欲しい鏝。
材料はJIS規格 炭素工業鋼SK−5を使用。
※白紙・青紙等も本焼ではあるが使われる材料が、
日立金属製の刃物鋼であり、炭素量も異なる。
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■炭素量(C)を本焼より抑えた鋼(ハガネ)。
地金同様、焼入れは行わない。
土が定番だった時代以降、高度成長期を向かえ、
モルタル主流時に開発された。
適度の甘さが特徴。
材料は主にJIS規格S50Cを使用する。
現在では中塗鏝として一番多く使われている。
モルタルに対しては滑りも少なく、適度な消耗も有り、
手に馴染み易いのが特徴。
鏝を使い込む魅力を実感する鏝としてお勧めです。
サイズ選びに関しては、本焼と比べ滑り難いと言う
ことは引っかかりもあり、重たく感じます。
鏝はその全面を使うことが重要で、前や後ろ部分に
力が偏るとソリの要因となるため、8寸前後からの
使用をお勧めします。
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■炭素量(C)は本焼に並び多く含まれるが焼き戻しの
段階で本焼より高温で焼き戻しを行うことで、ハガネの
強さ、そして粘り強さを実現した。
本焼と比べ明確にモルタル対応が鮮明な鏝。
土物対応には不向きであるが、現代建築には重宝する。
材料は本焼同様、JIS規格 炭素工業鋼SK−5を使用。
鉄を知り尽くした鏝鍛冶により開発当初は奇跡の作品と
賞され、現在も愛好者は多い。
半焼との差別化を狙い、火色(ゴールド)を施す。
仕上鏝では主にこの油焼が定番。
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■材質はSUS420J2を使用する。 これは純度の高い
ステンレスと比べ、焼入れが可能なハガネである。
絶対錆びないわけではなく、あくまでも手入が楽と言う
のが特徴。 炭素量は半焼と同量ながら硬度は本焼と
並ぶ。 焼入れにより、硬度は高まるがモロくなるため
焼き戻しにより、甘さを持たしている。
やはり本職なら是非、一度は使って欲しい鏝。
通常の貼り付け鏝とは一線を引いており、固定のファンも
多い。
当社の作品は首もステンを使用したオールステンレス製。
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■上記のステンレスを更に幾度と磨きを加え、鏡面
仕上げを施した鏝。
その工程を可能にしたのは東西唯一の鏝鍛冶のみ。
この鏡面磨きにより、更に手入が楽になり、愛好者には
鏡面で無いとステンとは思えないと断言する人もいる。
首もステンを使用したオールステンレスにより、
サビに強い鏝に仕上がった。
無論、手入も楽で、見た目も美しいのが特徴。
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| [上記、受注に際して・・・] |
■上記製品はいずれも手作業による作品です。一定の在庫も確保しておりますが、ご注文内容によっては
お時間を頂く場合もございます。 通常のご注文には丸柄が使用されます。 角柄をご要望の節はあらかじめ
ご指定下さい。 また、これら作品は鏝鍛冶が材料の圧さや寸法バランスにより理想の形状を追求した作品に
より、巾サイズ指定等の別注はお受け致しかねます。 何卒、ご理解下さりますよう宜しくお願い申し上げます。 |
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■鏝は壁に対し通り(上記図部分)を均一の力で抑える必要がある。先または尻部分にのみ力が掛かり過ぎると
ソリの要因となり、本焼など硬い鏝の場合は折れる要因にもなる。 鏝が折れる殆どがこれが原因と思われる。
その際は少々、小さめのサイズに持ち替えてみるのも一案である。
■鏝の歪みヒズミ(そり)は鏝にとって致命傷ですが、修理は可能です。鏝鍛冶の場合、通りを確認しながら
キリ鎚(つち)で鏝の表を打ち鏝を整形して行きます。 この工程は製造段階でも焼入れによるヒズミを補修する
ため行われる。 新品の鏝を入手した際も、鏝の表にある小さなキズがこの工程である。
また、まれに鏝のソリを力ずくで押さえつけ直そうとする方が居られますが、これはヒズミを補修する所か、
カシメも壊しかねないので絶対にやらないで下さい。
■鏝のチビリ(減り)具合で自分のクセが確認出来ます。 理想は左右が均一に鏝が一回り小さくなって行くのが
ベストです。 片側一方が減りすぎている場合は力が偏っているせいです。 利き手によってクセがあるのも
当然ですが、気になる場合は修理の際に鏝の面を左右均一に戻す(切る)ことも可能です。
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